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チャーチオルガンスタッフブログ

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パイプオルガンを弾いてきました!

浜松市主催の「パイプオルガンにふれてみよう!」というイベントに参加して、初めて本物のパイプオルガンを演奏しました。普段は仕事でチャーチオルガンを扱っていますが、その原点であるパイプオルガンを自ら体験することが出来ました。

小学生から大人まで様々な年代の人が、一人5分の持ち時間の中で講師の先生のアドバイスを受けながら実際にパイプオルガンを演奏しました。一般の人にはなかなか触れる機会がないので、このようなイベントは有難いですね。

全国各地のパイプオルガンを所有している自治体では、このようなオルガンに触れることが出来る企画を実施しているところがあります。皆さんの近くでも同様のイベントがあれば、是非参加されてみては如何でしょうか。


志村拓生先生インタビュー⑥(最終回)



―オルガニストやオルガン愛好家・関係者たちに何かメッセージはありますか?

教会オルガニストほど幸せな仕事はないと思います。ピアニストが演奏会を開くとしたら年に1回あるかないか、教会のオルガニストだったら、もしその教会にオルガニストが一人なら毎週毎週、本番がある。そのために周到な準備が必要で、とにかく大変な仕事です。ピアノをやっていて指が動くからオルガンが弾けるというほど簡単な楽器ではない。

そういう意味でオルガニストは大きな特権を与えられている仕事といえます。その日のその礼拝は、いつも1回限りであり、これはとても大事なことで、その意味で教会オルガニストは日々研鑽を積まないといけません。教会によって礼拝の人数・状況、やり方が違ってくるから、昔みたいにピアノが弾ければ、誰でも、その職分を果たせるという時代ではなくなっています。

それから、教会に関わっていないオルガニストも、コンサートなどの目的のために研鑽を積んで欲しいと思いますし、自宅のオルガンで練習を積むことで、公共ホールの大きいオルガンを弾くことが難しくなくなります。

―私の後輩のオルガニスト達が自宅でレッスンし、その発表会として、例えば川口リリアとか県民ホールなどのコンサートホールを使っている。

今、オルガンを発表する場所が、教会だけではなく公共ホールにも広がっています。大ホールじゃなくても、オルガンが設置されている手頃な中規模ホールがあります。そういうところで、オルガン音楽の魅力を広めてもらいたいと思います。

―本当にその通りですね。ここまでたくさんの貴重なお話を伺いましたが、このインタビューの最後にあたり、「これだけは言っておきたい!」一言をお願いします。

最近、私が楽しみにしていることの一つに、ヨーロッパで活躍した若いオルガニストが日本に帰って来ている。しかしながら、日本の教会がそういう人たちを受け入れていないことが残念でならないし、彼らの活躍の場が少ない。そんな中で、各ホールでのお昼のコンサートが盛んになって来ているので、こういった場で、オルガンの魅力を伝える機会を増やして欲しいと思います。

―日本の多くの若手が国際コンクールで優勝していますよね。でも帰って来て活躍の場がない。

やっぱり、基本的にオルガンは教会の楽器。だけれど、残念ながら日本の教会は、信者にならないとオルガニストたちを受け入れない。彼らによって豊かなオルガン音楽が与えられるのに・・・。また逆に、勉強してきた若い人たちは、日本の教会音楽に何が合うのかを考えて欲しい。習ったことをそのまま出してしまうことはとても危険ですからね。私の願いとして、教会はもっと若い人たちを受け入れて欲しい。教会が寛容な心を持って受け入れてくれたら、私としてはとても嬉しいことです。

―本日はお忙しいところ貴重なお時間を頂きまして、ありがとうございました。


志村拓生先生インタビュー⑤

―先生は、"バッハ オルガン小曲集 演奏と解釈"を出版されましたね。仕事柄、いろんな教会や個人宅に行きますが、この本、あちこちで見ます。



この本が出版されてもう18年になります。バッハのオルガン小曲集(オルゲルビュッヒライン)は、特にプロテスタント教会の礼拝の前奏に相応しい。先ず、曲が長くない、賛美歌と結びついている、そして日本の賛美歌で使われている曲が多い。このバッハの小曲集はいろんな人に影響を与えている。ロマン派のレーガーであるとか、特に近現代のドイツで礼拝用に弾かれる曲や、賛美歌の前奏のヒントにもなっている。そこで、是非ともこの小曲集のガイドになるようなものがあると良いと思い書いたわけで、皆さんに使ってもらっています。

また、この曲集の研究書というものが、たくさん出ているわけですが、その中の「Orgelbuchlein」(オルガン小曲集のドイツ語の研究書)の本を、今、生徒と一緒に購読していて、そこには成り立ちや歴史が書かれており、私たちの大事な指針になっている。

バッハ自身はこの小曲集を「初心者のペダル(足鍵盤)習得を目的とする練習曲」としています。でも、バッハが作曲に夢中になると、初心者のことから離れ、短いけれど、実に内容の豊かなものに仕上げています。それでも、この曲集は「ペダルをどうしたら上手に弾けるか」という、初心者がペダル奏法を習得できるように作られています。

―練習曲なのに充実していて内容が深いですよね、何度弾いても感動と発見がある。

その通り!だから、私はあなた達の大学時代に、この小曲集の全曲を強いてやらせましたよね(笑)、この曲集は頭で考えるだけでなくて、実際にオルガンに向かって体験しなければ分からないことが多い。オルガニストが絶対に習得しなければならない曲集です。また教会歴に沿って作られているので、「礼拝の奏楽の選曲で困ったらオルゲルビュッヒライン」だよねと言っています(笑)。

この本を改訂しようとも思いましたけれど、これはこれで完結したものとして是非使って欲しいと思います。ペダル使い、ストップの組合せ例、元になった賛美歌も参考になると思います。

―本当にありがたい本を書いてくださいました!

そこでこの小曲集を練習する上で、ヨハネスの2段鍵盤は、この小曲集を弾くための充分な内容のストップを備えており、オルゲルビュッヒラインを弾くには、実に相応しい楽器といえます。それなのにオルガンを入れても、足鍵盤の上に板を置いてペダルを使えないようにしている教会がある。せっかくペダル付きのオルガンを買ったのに本当にもったいない。

―そうそう、そうしている教会や個人宅に何度も遭遇、私は少しでもいいから使ってくださいと頭を下げて懇願して来ます。(笑)


(続く)




志村拓生先生インタビュー④

―日本の教会での賛美歌伴奏の現状は?

私が継続している仕事で、賛美歌の伴奏譜出版があります。教会では、礼拝における会衆の賛美、それを支える賛美歌伴奏はとても大事です。先ほど話したオランダでは、ある時期から会衆が歌う賛美歌の伴奏にオルガンを使うようになってきて、賛美歌伴奏用の楽譜がたくさん出版されているのです。

私がアムステルダムに行ったとき、コンセルトヘボウの隣の楽譜屋さんで10キロも賛美歌伴奏の楽譜を買い込み、空港で超過荷物・・・、この時は係員が、楽譜を機内持ち込みのカバンに入れるように勧めてくれ、助かりましたけれども(笑)。そんなわけで、オランダでは賛美歌用の伴奏譜がおびただしい数、出版されているのです。これはとても興味深いことで、主体となっているのがジュネーブ詩篇歌なのです。

《ここで先生が出版された"讃美歌21による賛美歌伴奏曲集"を見せていただきながら》


これは一つの賛美歌に対して、前奏と各種の伴奏を付けるというもので全10巻を出版する予定で現在7巻まで出版されています。やはりオランダの賛美歌伴奏の仕方に刺激を受けましたね。日本では賛美歌を譜面通り弾かなければいけないという妙な迷信があります。でも、もっと礼拝を豊かにするために伴奏の仕方を考えても良いと思うのです。このことは楽器から刺激を受けることもあるわけで、楽器の特性や音色から、また、賛美歌のスタイルに合わせた伴奏譜を作りたいという意欲が涌いてきました。実は賛美歌を譜面通り弾くのは難しいが、著作権の関係で譜面を変更することは出来ないという事情もあり、このことでオルガニストの負担が大きくなっている場合もあります。そこで、著作権を獲得して、もっと易しくした伴奏譜で日本のオルガニストが楽に伴奏出来ることを考えたわけです。

―オルガンを習うことについて、考えをお聞かせ下さい。

さて、ここで大事になってくるのは、正しいオルガン教育。そもそも、オルガンを自分だけで勉強するのは難しいことですから。オルガンは長い歴史もあり、自分だけで習得出来るほど簡単ではない。そのために、オルガンを勉強する良い場所、教えてもらえる先生、これからはそこが重要になってくると思います。カワイはオルガンを販売するだけでなく、教える場所を提供することも必要になってくるでしょう。

―痛いところを突かれました!実は、今まさにその重要性を感じており、カワイとして動き始めなければならないと思います。

少人数でもよいから、どのようにオルガンを使うのか教える施設が絶対に必要で、楽器を販売することと合わせて、教育する施設を提供することを是非ともお願いしたいと思います。ヨハネスはそれだけの中身を持ったオルガンで、しかも、一人で習得出来るほど簡単な楽器ではないと思います。

(続く)



志村拓生先生インタビュー③



―オルガンという言葉の本当の意味についてお聞かせください。

Organという言葉は、はじめ「道具」という意味をもち、次の段階として「楽器全般」を指すようになりました。そして、特定の楽器としての「オルガン」の意味をもつようになった。そこで私が思うに、パイプオルガンだから、特別の価値があるのではない、パイプオルガンは「道具」にすぎない。日本ではパイプオルガンだから価値があると思われているが、そうではなく、人間が関わって演奏されることで、そのものの価値が生まれてくる。ですから、パイプオルガンでなければならないという考えは間違っている気がする。だから、電子オルガンでも、それが有効に弾かれれば大いに価値があるといえます。

オルガンは大きく、「教会で使われるもの、公のホールなどで用いられるもの」と「個人の所有、練習のためのオルガン」と2つに分けられる。バッハの時代、オルガニストはオルガンを練習するためには、教会に行かなければならなかった。当時は、モーターを入れれば音が鳴るわけではなく、鞴(ふいご)を踏む人にお金を払わなければならず、教会で練習することも、ままならなかった。それで、練習するときは、自宅で、ペダル(足鍵盤)付きチェンバロとか、ペダル付きクラヴィコードを備え付けて、オルガンの練習をしたのです。

教会にパイプオルガンが設置されていても、自宅で練習するときは、ペダル付き電子オルガンを用います。ここに、電子オルガンを所有する意味があります。電子オルガンは小型だけど、いろいろなスタイルで弾くことが出来ます。

―今回新たにStudio 350をご購入されましたが、如何ですか?

私は自宅で演奏会の練習や、教会での奏楽のため、また、生徒を教えるために有効に使わせてもらっていますが、前の楽器がカワイということもあり、今回、ヨハネスの3段鍵盤を選びました(スタジオ350)。私はオルガンを選ぶ際、3段鍵盤の楽器が必要だと思っています。

フランスのバロックや近代の音楽を弾こうとする時、2段鍵盤では弾けない。そして3段鍵盤の各々は、独自の要素を持っていなければいけないと思います。主鍵盤の働き、ポジティフとしての性格、将来スウェルに発展するレシとしての性格を持っていることが大きな意味があると思います。そういうわけで、私としてはヨハネスの3段鍵盤を使っています。

(続く)


志村拓生先生インタビュー②



―先生の生い立ちとオルガンとの出会いは?

岐阜県の山中、鉄道もない上岡という町で、牧師の家庭に生まれ、子供の頃からリードオルガンが身近にありました。昭和23年の小学生の頃、父親の転勤で、八王子に移り、教会にはリードオルガンがありましたが、パイプオルガンを勉強したくて、奥田耕天先生に習いに行きました。昭和30年代、当時ペダル(足鍵盤)付きのパイプオルガンは東京に5台くらいしかなかった。それで、ペダルの練習をどうしたかというと、父が米軍の牧師と関係があり、そこにハモンドオルガンがあって練習させてもらい、ペダルに慣れる基礎の訓練となりました。そして米軍施設の神奈川の通信隊の教会オルガニストを10年務め、武蔵野音大に入学したわけです。

音大に入った当時、先輩は2人だけ。そして音大に入った翌年、ベートーベン・ホールにドイツのクライス社のオルガン(4段鍵盤、55ストップ)が設置され、とてもタイミングが良かったと思いました。練習室にはヴァルカー社の11ストップのオルガンがありました。それから、講師を経て、ドイツ・デットモルトの音楽大学教会音楽科に留学しました。最初の1年分くらいのお金しかない当時、4年にわたり教会当局からの支援がありました。1972年に日本に帰ってきて、武蔵野音大で教えるようになり、しばらくして、あなた達が生徒として入ってきたわけですね・・・

―ヨハネスオルガンをどのように評価されていますか?

日本の教会は貧しい、また、教会員の老齢化もあり、一般の教会でパイプオルガンを買うという、経済的ゆとりはない。これからの時代の教会と楽器、礼拝に使う楽器を考えるときに、必ずしも、パイプオルガンでなければならないという事はなくなると思います。ピアノが設置されるところもあるだろうし、ゴスペルを歌う教会では、それに合う楽器が選ばれるだろうし、これからは、教会には、良い音響の良い電子オルガンが入ってくることになるのではないかと思います。先ほど話したように、オランダのヨハネスオルガンは教会の賛美歌の伴奏に結びついているわけで、教会に導入されることは望ましいと考えます。

もう一つ、この頃の傾向として、教会とは関係なく、オルガン愛好家が増えていて、オルガンが必ずしも教会の楽器ではなくなってきています。古楽も盛んになってきて、昔の音楽を楽しむようになってきました。その中でオルガン音楽の分野は大きいし、バッハはおびただしい数の質の高い曲を書いている。そこで、オルガンを楽しみたい人が家庭で弾けるようになるために、少し贅沢に言うならば、小さなオルガンではなくて、いろいろなスタイルの曲が弾けて、特色を持った3段鍵盤のオルガンが設置されると、私としては嬉しいですね。また、オルガンを演奏する人が増えることも。

―最近、自宅用にオルガンを買われる方が増えて、納品に立ち会うと、そこでレジストレーションのやり方を聞かれ、ついでに「何種類かメモリーに入れておいていただけます?」、なんてことに(笑)。そこで、”オルガンを始めたきっかけは?”と聞くと、”コンサートホールで聴いて、弾きたくなった”という人がとても多い。つまり教会とは関係ない人たちがオルガンに興味を持ってきている。大学の社会人枠のオルガンコースもあり、こういった方々が逆に「教会に行ってみようかしら」、なんてこともあります・・・

そう、昔は「オルガンがあるから教会に行ってみようか」だったのに(笑)。

(続く)


志村拓生先生インタビュー①

日本におけるキリスト教音楽界の重鎮でいらっしゃる志村拓生先生は、以前からヨハネスオルガンを愛用されていらっしゃいます。本日は、河合楽器製作所・東京オフィスで古典楽器を担当している西岡誠一(オルガンビルダー、オルガニスト)がお話を伺います。インタビューでは、たくさんの貴重なお話を頂きました。このブログで6回に分けてお届けします。



―本日は、私の恩師である志村先生にインタビュー出来ることになり、大変嬉しく、そして光栄に思っております。オルガンのこと、出版された楽譜のこと等々、いろいろとお聞かせください。どうぞよろしくお願いいたします。先ずは、先生とカワイオルガンの出会いから。

日本が経済成長であった70年代後半から80年代までの間、日本中がお金持ちになり、市や町が自分のところにホールを作り、オルガンを入れ始めました。この時、おびただしい数のオルガンが、教会だけではなく、演奏会場にも設置され、同時に、多くのオルガニストが育った時代でもあります。

その時に、私もお世話になったのですが、手ごろな価格でペダル(足鍵盤)付きのオルガンが手に入るようになった。当時、カワイが自社製のペダル付きオルガンを作り、オルガンを志す人が、それで練習することにより、オルガニストとしての技術が圧倒的に進み、音楽学校でもオルガンを学ぶ学生が増えた時代になったわけです。

この時、カワイのオルガンは非常に有効に働いたわけで、見かけではなく、ストップは少なくとも、一通り何でも弾けるオルガンとして出来ており、この事が、今のカワイのオルガンに対する前哨戦になった気がします。その後、他の楽器会社も含め、自分たちで作るよりも、特色のあるオルガンを輸入するほうが良いという考えになったと類推します。各社それぞれ違ったオルガンを選び、カワイはオランダのヨハネスになり、各社競合になったことは面白い傾向だったと思います。

―ヨハネスがあるオランダのオルガン事情についてお聞かせください

オランダはある意味でオルガンの国です。17世紀のスウェーリンクから始まり、その許にオルガンを学ぶために、オルガニストが集まる。そこで、スウェーリンクは「オルガン造りではなく、オルガニスト造り」と呼ばれました。当時、アムステルダムでは貿易が栄え、先ほど話した日本の場合と似て、経済成長の象徴として、立派なオルガンを、教会に設置しました。

ところが面白いことに、オランダは、宗教的に、スイスの改革派の伝統が入り、その改革派はカルヴァンの伝統によって、礼拝で賛美歌を、楽器を使って歌ってはいけないという規則があった。だから、スウェーリンクは礼拝の前にオルガンを演奏し、礼拝が始まるとオルガンの蓋を閉め、礼拝が終わると蓋を開けて、また演奏を始める(笑)。つまり、礼拝中、オルガンは弾かれず、礼拝前後で弾く。そのために、オルガン曲がたくさん作られるようになった。このあたりから、まさに、オルガン演奏会という形が始まったわけですね。

(続く)


Johannus One ユーザーの声

ヨハネスのウェブサイトに掲載されている、イギリスのヨハネス・ワン購入者の声を翻訳転載いたします。


もう長い冬の週半ばに寒い礼拝堂のピアノで練習の準備をすることはありません。私は娘の昔の寝室をオルガンスタジオにしてヨハネス・ワンを購入しました。

私は、最新のデジタルオルガンの前身にあたるアナログ音源のヨハネス・オーパス220を良く弾いていました。そして、最新のデジタルキーボードがどんなものであるか、ウェブサイトの動画を視聴した以外は知らなかったのです。しかし心配には及びませんでした。ヨハネス・ワンは(比較的)小さな本体に搭載した本物の壮大なオルガンサウンドをしっかり鳴らすことができます。更に、「クワイア」ボタンは思いがけず嬉しいもので、初めて聴いたときはドビュッシーの「シレーヌ」を思い起こさせてくれました。

例えば、ドイツのオルガン様式を選択してフルレジストレーション(トランペットとポザオネはオフ)に、リバーブは最大、ハイファイヘッドホン(必須)をつないで、音量をちょうどいい大きさに調整、エクスプレッションペダル(必須)でオルガンとクワイアのバランスをとって、ステイナーの素晴らしい讃美歌「主を十字架に」を演奏すると、まるで大聖堂で聴いているかのようです。対極にあるカルク=エーレルトの作品65の静かな曲をフランス様式かイギリス様式の柔らかい音色で演奏すると、優美な雰囲気を醸し出します。ヨハネス・ワンは、きらめくバッハのメヌエットやガボットにも、ベートーベンのロマンスの弦楽編曲にも適しています。MIDI足鍵盤を接続すれば、主なオルガン作品を演奏することも十分に可能でしょう。

シロホンのような音色のファンキーなオルガンも好きです。サスティンペダル(これも必須)を使って、気分転換に「いそしぎ」や似たようなポピュラーミュージックを演奏することもあります。

ヨハネス・ワンの機能を最大限活用して好みの音を引き出すには、ある程度の知識が必要です。しかし、この素晴らしい楽器は追加の音色をダウンロードすることも可能で、ホームオルガニストにとっては理想の楽器でしょう。

ジョン・ヘイマン



チャーチオルガンの価格を改定いたします

4月1日より一部のモデルを除いてチャーチオルガンの価格を改定いたします。ご購入を検討されている方は、お早めにお近くの販売店にご相談ください。

価格改定の詳細はこちら


チャーチオルガンあるある

明けましておめでとうございます。

新年最初の記事はちょっと軽い内容で、チャーチオルガンに初めて触れた人の「あるある」を集めてみました。

・チャーチオルガンを見た時の第一声は「すごーい!」
・楽譜の一段目をスウェル(上)鍵盤、二段目をグレート(下)鍵盤で弾こうとする。
・とりあえず全てのストップをオンにしてみる。
・まず弾いてみるのはトッカータとフーガの最初の部分。
・値段を聞いた時の反応は「車が買えるよ。」
・ポピュラーオルガン奏者の感想は「やっぱり違うわ。」
・ポピュラーオルガン奏者は右足をエクスプレッションペダルの上に置いておかないと落ち着かない。

どうですか?くすっと笑っていただければ幸いです。今年も皆様にとって良い年でありますように、心よりお祈り申し上げます。


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