カワイピアノ

チャーチオルガンスタッフブログ

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峡南キリスト教会にStudio 150

山梨県の峡南キリスト教会様にヨハネスのStudio 150を納品させて頂きました。

詳しくはカワイ表参道からのレポートをご覧ください。


ヨハネスの特注オルガン

国立音楽大学の名誉教授でいらっしゃるトーマス・マイヤー=フィービッヒ先生は名古屋在住のドイツ人作曲家・演奏家です。1978年に来日され、国立音楽大学で教鞭を執っておられました。定年退職後に名古屋に移住され、現在はオルガン演奏家として活動されています。

―この度はヨハネスオルガンのご購入ありがとうございます。マイヤー=フィービッヒ先生は通常は日本で扱っていないヴィヴァルディ350を選ばれましたが、その理由を教えてください。

ストップリストが私の理想に最も近かったからです。更に特注で3つのストップを追加しました。

―マイヤー=フィービッヒ先生は19年前にもヨハネスオルガンを購入されていて、その時にも特注でストップを追加されていますね。

そうなのです。その時に第2鍵盤に16フィートのストップを追加しなかったことをずっと後悔してきました。それが今やっと実現しました!

―新しいオルガンは如何ですか?

とても素晴らしいです。数多くの著名なパイプオルガンからサンプリングされた⾳⾊がとても良く響いていると思います。曲に合った楽器の⾳や調律法を柔軟に選択できることも気に⼊っています。また、タブレット式のストップの操作性も⼤変便利です。





―このオルガンにはヨーロッパに実在する12の教会やコンサートホールの残響を再現する機能があります。

はい。更にリスニングポジションを教会の前方や中央、後方などと変えることが出来るのですよね。それを試すのが楽しみです。

―本日はありがとうございました。


HAKONE NICAのStudio 150

箱根にある全8室のラグジュアリーホテルHAKONE NICAのロビーには、ヨハネスオルガンStudio 150の特注色(黒)が設置されています。



ホテルの落ち着いたシックな内装に特注色のオルガンが見事に調和し、素晴らしい空間を演出しています。ここではロビーウェディングも行えるようです。今の時代に合った少人数での結婚式に最適ですね。



箱根の自然を一望できるオープンなロケーションで、オルガンの音と共に素敵な時間を過ごされては如何でしょうか。



イマジン・オルガンの家庭への納品を祝して

*ロジャース社のWEBサイトに掲載されている記事を翻訳紹介いたします。アメリカでは、こんな大きなオルガンを家庭用に購入するんですね!



ロジャース社はイマジン351の新しいオーナーを祝福いたします。彼はこのようなメッセージを送ってくれました。

「私が8歳の時から弾いていたハモンドオルガンA100に、7年前から深刻な問題が出始めました。私はスチュワートビルのセントバーナードカトリック教会でロジャースオルガン905Bを弾いていて、その音をとても気に入っています。そこで、私は家のハモンドオルガンを2段鍵盤のロジャース558に買い替えました。そして今、更なる可能性とより多くの音色と3段鍵盤を求めて、イマジン351に買い替えました。このオルガンの可能性は果てしなく、私が想像していた以上でした。パイプの音色は著しく良くなっており、オーケストラ音色も同様です。家に3段鍵盤があると、教会で演奏する曲の練習が楽になります。セントバーナードのロジャース905BオルガンにはMX200(訳注:拡張音源モジュール)が付いていますが、私がいつも使うオーケストラ音色は、351では追加の音源なしに内蔵されています。この新しい楽器を体験し演奏することは大きな喜びです。この先何年も、このオルガンが提供してくれることを詳しく探っていくのが楽しみでなりません。」
ミネソタ州スチュワートビルの自宅にて、ブルース・ワーグナー


ロジャース社は、ワーグナー氏がロジャースを選んでくれたことに感謝し、また五大湖西部のディーラーであるロジャース・クラシック・オルガンのペギー・バータニク氏にお祝い申し上げます。


江波キリスト教会にOpus 250

広島市の江波キリスト教会様に、ヨハネスのOpus 250を納品させて頂きました。

足踏みリードオルガンからの買い替えということで、納品日には信者の方々や奏楽者の方が集まり、代わる代わるチャーチオルガンの様々な音色を楽しんでおられました。

リードオルガンには足鍵盤が無かったので、これからは足鍵盤を使った演奏もしてみたいとのことでした。




山陽イエス之御霊教会にStudio 150

広島県廿日市市にある山陽イエス之御霊教会にヨハネスのStudio 150が納品されました。


それまでお使いの電子オルガンとの違いに、最初は少し戸惑ったそうですが、とても弾きやすく手になじむタッチとの評価を頂きました。外観、音質ともに素晴らしく、礼拝に来られる皆様にはとても好評とのことです。





カトリック元寺小路教会にEcclesia Choir

仙台市にあるカトリック元寺小路教会の小聖堂にヨハネスのEcclesia Choirが納品されました。古いカワイのチャーチオルガンからの買い替えです。長年にわたるご愛顧に感謝申し上げます。仙台市内のいくつかの教会で演奏されているオルガニストの皆様も慣れ親しんでいるということで、ヨハネスに決めて頂きました。


オルガンは聖堂の後方に設置され、オルガニストも信者と同様に正面を向いて演奏します。このオルガンは内蔵スピーカーが前向きに付いているので、音は後方から祭壇に向かって鳴り響きます。ヨーロッパの教会によくある、聖堂の入り口に近いところにオルガンがあり、背後からオルガンの音に包まれる感じが再現されています。


この教会は大聖堂にドイツ製の素晴らしいパイプオルガンも設置されています。信徒数は1,000名を超える大きな教会です。オルガンが信仰に大きな役割を果たしていますね。



グランコート名古屋にOpus 250

ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋様のチャペルに、ヨハネスのOpus 250が納品されました。

今回はロジャースオルガンからの買い替えということでお話を頂き、既存のパイプ台をそのまま生かすように、色のマッチングも考えてOpus 250ダークオークをご提案させて頂きました。


チャペルにはハープも常設されており、オルガンとの素晴らしいアンサンブルも聴けることでしょう。


幸せなお二人の門出を祝うにふさわしい素敵なチャペルです。



特注オルガン納品

静岡県掛川市にお住いのM様に今回納品させて頂いたオルガンは、ヨハネスの3段鍵盤、Opus 350です。しかもこのオルガン、木製鍵盤フラット型足鍵盤の特注品です。


3段の木製鍵盤は見るからに壮観ですね。出来るだけパイプオルガンに近いものをというご希望から、足鍵盤もヨーロッパのパイプオルガンに多く見られるフラット型にしました。


この地域は毎年秋に文化展が開催されており、古き良き町並みを会場にしてアート作品展示や音楽演奏が数多く行われています。このオルガンもお披露目される機会があるかもしれません。




ノース・マイアミの歴史的な修道院に新しい3段鍵盤オルガン!

ロジャースのウェブサイトに掲載されている納入事例を翻訳転載いたします。



現在はフロリダ州ノース・マイアミにあるクレルヴォーのベルナール修道院で新しいオルガンが必要であるという話が持ち上がった時に、音質と美しい外観と多様性は全てオルガン選定に際しての重要事項でした。選ばれた楽器は、黒塗りのロジャース・アーティストシリーズの3段鍵盤オルガンでした。石造りの建物はオルガンを想定していなかったので、スピーカーとアンプ機器を収めるためにフラテッリ・ルファッティの美しいケースが選ばれました。これも、部屋のゴシック様式の家具と建築的要素と完全に合うように黒く塗られました。3段鍵盤のロジャース・アーティストシリーズオルガンは、重要な記念日コンサートに間に合うように先日完成しました。



クレルヴォーのベルナール修道院の建設は、西暦1133年にスペイン北部のセゴビアに近いサクラメニアで始まりました。8年後の1141年に完成し、修道院は聖母に捧げられ、最初は「天使の聖母マリア修道院」と名付けられました。1174年にクレルヴォーのベルナールの列聖に伴い、修道院は彼を称えて名称を変えました。シトー修道会の修道士であり、クレルヴォー大修道院の創設者兼大修道院長であったベルナールは、当時もっとも影響力があった教会指導者たちの一人でした。シトー修道会の修道士たちが700年近くその修道院に居住しました。1830年代の社会革命の後、修道院は押収され売却されました。



1925年にウィリアム・ランドルフ・ハーストがこの歴史的な修道院と離れを購入しました。建物は石ごとに分解され、干し草で保護され11,000個の木箱に梱包され、番号を振られて合衆国に向けて船積みされました。船が到着して間もなく、ハーストは財政難のためコレクションのほとんどをオークションで売らざるを得ませんでした。大量の箱はニューヨーク、ブルックリンの倉庫に26年間置かれていました。ハーストが亡くなった1952年の1年後に、2人の起業家が観光名所を作るために購入しました。修道院を再建するのに19か月と(今日の貨幣で)2千万ドル近くの費用が掛かりました。1953年に雑誌タイムが「歴史上最大のジグソーパズル」と呼びました。



1964年に億万長者の銀行家で慈善家で米国聖公会の後援者であるロバート・ペントランドJr.大佐が修道院を購入し、フロリダ大主教に寄進しました。今日、クレルヴォーのベルナール教区教会は南フロリダ主教区で信徒を増やしています。特別で美しい場所にあるので、修道院は毎年200組もの結婚式やキンセアニェーラのお祝いに使われます!

ロジャース社は、セントラルミュージック社のプロ意識と現場での優秀さ、及びクレルヴォーのベルナール修道院の委員会の、ロジャースの音と製造に対する信頼に心より感謝いたします。


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