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チャーチオルガンスタッフブログ

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ボイスパレット

パイプオルガンは作られた時代や地域によって音色の傾向が異なっています。従って、例えばバッハの時代に作られたオルガンで現代の曲を演奏したり、またその逆をやろうとしたりすると、本来意図された音楽を十分に表現できないことがあります。パイプオルガンの製作では、どのような音色を用意するかがとても重要な課題になります。

一方で、通常チャーチオルガンには複数のオルガ様式が内蔵されているので、これを切り替えることで様々な時代や地域のオルガンを再現することが出来ます。普通は全ての音色のストップが一斉に切り替わるのですが、ロジャースオルガンだけの特徴としてストップ毎にどの様式の音色を鳴らすかを設定することが出来ます。これをボイスパレット機能と言います。

普通は…


ロジャースオルガンは、例えばこんな具合に…


より自由な音色設定ができるのはロジャースオルガンだけです!



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