カワイピアノ

チャーチオルガンスタッフブログ

チャーチオルガンスタッフブログ

カワイ表参道 オルガンスペシャルフェア

明日からカワイ表参道でオルガンスペシャルフェアが開催されます。ロジャースオルガンとヨハネスオルガンを弾き比べられるのはここだけです!是非お越しください。

詳しくはこちら

続きを読 む

ヨハネス スタジオP-150のご紹介

ドローノブを搭載したヨハネスのチャーチオルガン スタジオP-150を、ヨハネス社の販売担当であるマルティン・ファン・ヘールデ氏が解説します。是非ご覧ください!



続きを読 む

パイプオルガン?

パイプオルガンはパイプに空気を送って音を鳴らすオルガンで、アコースティック楽器です。パイプオルガンの音を電子オルガンで再現したものはチャーチオルガン、またはクラシックオルガンと呼ばれます。オルガンの仕事をしている我々の頭の中では、これらははっきりと区別されています。

ところが、お客様から「パイプオルガンの事で・・・」と相談を受けお話を聞いていると、実はチャーチオルガンの話だったということは良くあります。一般的にはまだパイプオルガンとチャーチオルガンの区別は、はっきりとは認識されていないようです。

ピアノの世界でも、電子ピアノ(デジタルピアノ)を普通に「ピアノ」と呼ぶ人は多いようです。私の頭の中では、ピアノと言えばグランドピアノかアップライトピアノの事で、電子ピアノは電子ピアノでしょう!と言いたくなるのですが、世の中の認識は必ずしもそうではないようです。

電子楽器が普及することで、元々の楽器と区別なく楽しまれているのは良いことなのかもしれませんね。電子楽器は楽器入門のハードルを下げてくれるので、楽器を楽しむ人たちが増えれば、それだけ音楽も世の中に広まるというわけです。

続きを読 む

通奏低音

通奏低音という言葉を聞いたことがありますか?本来はバロック音楽で使われる伴奏形態のことを言うのですが、「通奏低音」という言葉のイメージが独り歩きして、本来の意味とは違った形で比喩として使われることが多いのです。「通奏低音のように響いてくる・・・」とか、「通奏低音のように鳴り続ける・・・」とか、何か低い音がブォーンと鳴っているような感じで捉えられているようですが、実際に意味することろは違います。

では具体的にどういうものかと言うと、音楽を楽譜に書き表す際に全ての音を音符として記載するのではなく、基本的には上段にはメロディーを書いて、下段には伴奏の最低音のみを記載し、そこにハーモニーとして欲しい音を数字(度数)で書き込み、演奏者はそれを見ながら即興で演奏するというものなのです。今のポピュラー音楽で使うコードネームの先祖みたいなものが通奏低音なのです。


通奏低音はオルガンやチェンバロのような和音を出せる楽器が担当し、更に低音の単音楽器が加わることもあります。使われる音は毎回同じではなく、状況に応じて音の重ね方が変わったり、音数が変わったりします。コード進行に合わせ、更に他の楽器の旋律に呼応して即興するわけなので、ジャズの精神に近いものがあります。

正に演奏者のセンスが問われるのです。大事なことは決して出しゃばらず、しかし無いと寂しいという絶妙な役割を演じるのだとか。うーん、バロック音楽、深いですねえ。


続きを読 む

オーケストラ音色の使い方

ロジャースオルガンに標準装備されているオーケストラ音色の効果的な使い方について、オルガニストのダン・ミラー氏が詳しく解説する動画を字幕付きで公開しました。


パイプオルガンの枠を超えた新たな表現の可能性にご注目ください。


続きを読 む

前のページ

次のページ

このページの上へ